II型コラーゲンとは?

コラーゲンの種類はたくさんあり、I 型・II 型……など ローマ数字を使って区別されます。I型コラーゲンは皮膚・腱・血管などを中心に存在して体内に最も多く存在するといわれます。美容目的の化粧品や健康食品に配合されているものの大半は、I型コラーゲンです。II型コラーゲンは軟骨を中心に存在することがわかっています。II 型コラーゲンは軟骨に多く含まれているので鶏の胸骨軟骨や豚の気管軟骨を原料としています。これを軟骨エキスとして抽出しています。関節の炎症の発症をサポートすることに期待されています。II 型コラーゲンは、弾力性があってしなやかさを保つためにとても重要な成分です。コラーゲンは、人間の身体のいろいろな部位で重要な役目を果たしています。

非変性Ⅱ型コラーゲンは、アメリカで開発されました。今では国産の非変性Ⅱ型コラーゲンが流通していますが、国内で非変性II型コラーゲンを生産している企業は数社です。北海道で漁獲されるサケの鼻軟骨から非変性II型コラーゲンを抽出。サケの鼻軟骨は氷のように透き通り、北海道や東北地方ではなますとして伝統的に食されています。非変性を目的としていますので、製造工程では非加熱、また抽出溶媒も変性を起こさない低い濃度で作られています。