最新のひざ痛の治療法!

PRP治療とは、自分で自分を治す力(自己治癒力)をサポートする治療法としてヨーロッパやアメリカで頻繁に行われている治療法です。ただし、PRP療法は日本ではまだ保険診療として認められず、自由診療となっています。実施日の検査費用や処方も自由診療となり、高額になるケースがほとんどです。再生医療の一つとして認められてはいますが、先進医療や高額医療の補助の対象にはなりません。

皮膚を切って出血したとしても、多くの場合では自然に血は止まって皮膚はきれいに治るでしょう。この原理としては、血液中の血小板という細胞が、止血・修復をするから。その止血・修復をする血小板を豊富に含むところだけを自己の血液から抽出します。これがPRPの正体。血液を約20㏄取って、特殊な技術で血液中の血小板が多く含まれるところだけを抽出して、自己PRPを作ります。成長因子が豊富に含まれているので、自分の身体の傷んだ部分に注射することにより、組織の修復が促されて、早期の治癒や痛みの軽減に期待できるのです。ひざの治療として、痛みを緩和したり、ひざの機能を改善させたりする効果が確認されている、最新の治療法でもあります。手術をしなくてもできることが増えていったり、生活の質が向上したりといった実例が報告されていますが、すべての方に合う治療法とは限りません。